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お金がなくて不安なら1日も無駄に過ごすな!映画に観る日本の将来

お金がなくて不安なら1日も無駄に過ごすな!映画に観る日本の将来

 

こんにちは。kawashidaです。

 

妻が出産間近なので、二人で映画を見て過ごす機会がよくありました。

先日借りたレンタルDVDの5本のうち3本がこちらでした。

  • ギャングース
  • 億男
  • 万引き家族

とくに何も意識していなかったのですが、ふと気になったことがありました。

 

どの映画も「お金」に深く関わった描写が多く、それによって人と人とのつながりが絶たれたり、振り回されたりしている人物像が多く描かれていました。

 

これは日本の将来に不安を抱く社会の現在を、そのまま表している事をありありと感じます。

 

映画の寸評は特にはしませんが、どの作品もお金と、そして身近にいる人たちとの向き合い方を改めて考えさせられました。

それぞれ画像の下に公式のリンクを張りましたので、詳細が気になる方はそちらをご確認ください。

 

 

非正規雇用労働者は増え続けている

非正規雇用労働者は増え続けている

出典:映画『ギャングース』

 

映画ギャングースでは、学歴もなくお金の無い若い少年たちが犯罪を犯しながらも生きる道を探すというストーリーから始まっていました。

 

生きる価値・仕事に価値を見いだせない若者もまた増えているのかもしれません。

以下は内閣府が発表している、子供・若者の現状と意識に関する調査(平成29年度)からの引用です。

2000 年前後から若者の非正規雇用やフリーターの増大が問題とされてきた。裁量労働制の是非は別として、年齢階級ごとにみた非正規雇用率は十年来横ばいで推移している。

15 歳から 24 歳まででいえば、現在まで 30%前後で推移してきた(『平成 29 年版子供・若者白書』)。とりわけ、女性の非正規雇用の比率がかなり高く、次の年齢階級(25 歳から 34 歳)に移行しても減少しないことなどの特徴が持続している。

内閣府発表 雇用形態の割合グラフの画像

引用元:内閣府「子供・若者の現状と意識に関する調査(平成29年度)」

 

若者の非正規雇用が3割まで拡大し、4割に到達しかかっているというものでした。

先ほどの映画で言えば、サラリーマンの姿はほとんど映っていません。(振り込め詐欺や窃盗などが中心に描かれていた作品ではありますが・・・。)

あまり表沙汰にはならないものの、これに近いような社会は確実に存在しているわけで、日本の将来に大きく不安を感じてしまいます。

環境問題もそうですが、とりあえず「今は大丈夫」的な見解で済ませている事も多く、数十年後の子どもたちの将来が本当に不安です。

 

中小企業の財政状況は逼迫している

中小企業の財政状況は逼迫している

 

私は小規模の会社で中間管理職をしています。

うちの会社は元々終身雇用ではないですが、これから先の将来は今よりもっと社員を守ってくれるという事はないと感じています。

利益自体は出ていますが、納税や雇用環境の改善などでいつも頭を抱えています。

 

 中小企業が消える現象は、今に始まったことではない。バブル経済が崩壊してからの「失われた30年」を通じて、しわ寄せは弱い事業者にいった。

 中小企業庁によれば、従業員数が製造業で20人以下、卸・小売りやサービス業で5人以下の小規模事業所数は、ピークだった89年の約509万社から、14年に約401万社まで減った。

「現在、直近の2016年経済センサス活動調査を集計しています。小規模事業所数は、さらに20万社程度減りそうです」(同庁担当者)

 

ある税理士さんに話を聞いていたところ、こうした小規模の会社の多くは税金や人件費を払う為に銀行からお金を借りていることもあるという話を耳にします。

働き方改革で労働環境を整えることも非常に大事ですが、その母体となる会社を潤さなければ潰れてしまいます。

例えるなら「お腹の子供にもっと栄養を与えろ!」と叱責するが、母親には何も食べさせないようなものです。

 

あと正直なところ、常に人で不足に悩まされてきました。

募集において採用・不採用を決めなければいけないわけですが、そもそもの応募者数が少なく、多少の妥協の上での雇用は多くありました。

必然的にやめてしまう人も多く、広告費がかさみ更に経営は悪化します。

 

当然、社員への待遇に直結しますので満足度が上がらないという悪循環に陥っています。

こんなことを続けていれば、小規模の会社は最終的にみんな破綻してしまうのではないでしょうか。

 

お金の価値とは?仕事とは何なのか?

お金の価値とは?仕事とは何なのか?

出典:映画『億男』公式サイト

 

以下は堀江貴文さんの記事の1文です。

お金も、仕事も、結局は自分を幸せにしていくための、1つの道具に過ぎない。でも、みんなお金や仕事に縛られすぎている。お金も仕事も今の形からは大きく変わっていくし、いずれ「なくなる」かもしれないのだ。

引用元:東洋経済ONLINE 堀江貴文「将来への予想や心配に意味はない」

 

やりたくない仕事でも、家族のため、生活のため、借金のため、何かしら理由をつけて毎日働きます。

映画の「億男」であったセリフですが、「お金は変わらない。人がその価値を軽くも、重くもする」とありました。

結局みんなお金に振り回されているのです。

 

仕事は「お金を稼ぐ為に頑張っている」という人が非常に多いはずです。

 

「当たり前じゃん」と言われそうですが、堀江さんも言っていたようにお金も仕事も道具でしかないはずです。

  • お金の為に仕事をしている
  • 仕事を頑張ってお金をもらっている

それ「だけ」だと、幸せには遠ざかってしまうのかなと思います。

それではどうしたら良いのでしょうか?

 

お金・仕事に縛られない生き方

お金・仕事に縛られない生き方

出典:『万引き家族』公式サイト

 

 

こんなことを言っている私もお金は欲しいです。

なんなら人よりも多く欲しいです。

そして、自分のしたい仕事をしたいと思っています。

 

でも、現実には家族のため、生活のための仕事をしているのが現状です。

 

そういう思考停止をした考えで毎日を過ごしていると、生産的な仕事が果たしてできるでしょうか?

会社に大きな貢献を出来るでしょうか?

 

そう考えると、会社が儲からない理由も見え隠れする気がします。

会社存続のために減給や退職を促すことは必然としてあると思います。

それを会社トップからきつく言われているのも、また我々中間管理職の辛いところです。

ブラック企業と一言に言っても、一般社員にきつくののしる・労働を強いる「背景」が必ずあるはずです。

 

働くという価値観を見直す

働くという価値観を見直す

そう考えていたときに、このブログをはじめ、仕事のあり方を考えました。

割と以前は「仕事は生活ができるだけお金が入れば問題ない」と思っていました。仕事なんてなんだっていいと思っていました。

 

でもこの数ヶ月間で企業に頼らず、個人でも稼げる世界を知りました。

今は「個人」で稼げる時代になっています。

 

そう思うと、現在おかれた環境とは違う「何か」を求めて、行動を起こしたくなりました。

 

副業で稼ぐといっても、ブログで稼ぐ、YouTubeで稼ぐ、投資で稼ぐ、やり方は沢山あります。

今ある仕事にプラスして上積みするという考え方であれば「副業」で良いと思います。

でも、自らが輝ける、幸せを感じる働き方が出来るならそこには価値があるのだと思います。だから、「本業」「副業」という価値観にとらわれずに家族が幸せになれる仕事を求めて日々努力したいと思います。

 

その為にはお金も時間も浪費している場合ではありません。

以前の私だと、スロット行ったり、家でゲームしたり無駄に時間を過ごしていました。

本当に無駄です。無価値です。

無駄な飲み会・ギャンブル・ヒマつぶしをやってる暇があったら、今の生活をすぐに見直しましょう。

自分と家族の幸せは会社でも誰でもない、自分にしか作れないはずです。

 

今日も頑張りましょう。

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