こんにちは。kawashidaです。
先日の副業のブログも楽しくなきゃ続けられない【好きな事で継続するコツ】という記事を書いた後に、なんだか心が躍って仕事とブログの合間に二次創作を描いてしまいました。
ブランクあり過ぎてまだまだリハビリが必要なので、もっと頑張らないといけません。
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副業のブログも楽しくなきゃ続けられない【好きな事で継続するコツ】
こんにちは。kawashidaです。 今日は副業でのブログを続けていく上で継続するコツについて考えます。 考えられる点は2つです。 ブログを書くことを習慣化する 好きなことをブログテーマに ...
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さて今回は少し偏ったカテゴリで臨みたいと思います。
いつの時代でも、絵を描くのが好きな人がクラスに2~3人はいるものです。
私もその一人でした。机や教科書に落書きして先生に怒られる恥ずかしいやつです。
さて、そうした絵描き好きが進路を考えるとなったときにまっさきに思う事があります。
「絵を描いて仕事したい」
僕ら絵描き好きは、ほんと絵を描いているときは無心になってます。
1時間とかが数分感覚で過ぎます。
他の勉強や運動は好きじゃないけど、絵を描いている時だけは超楽しいんです。
でも「仕事」としてやろうと思うと大変で、本業になる前に挫折してしまいました。
こんな事を言う私の絵描きとしての実務経験を述べておくと、漫画家アシスタントに2名程付いたことがある。という程度で、かなり低スペックでした。すみません。
趣味レベルでは物心ついた頃から20年程はずっと書き続けていました。ここ最近は年単位でしか描いていません。
でも、今年は目標を立てました。
「年内にイラスト制作を受注します!」
今の時代デジタル制作は常識
どちらかと言えば今はアナログしか書けないって人の方が少ないかもしれませんが、とはいえデジタル制作環境って少しだけハードルが高いので、学生とかであれば少しここは頑張って揃えたいですね。
必要なもの
- 媒体(パソコンやタブレット端末など)
- ペンタブレット(入力装置)
- ソフトウェア(ペイントソフト)
個人的にはパソコンでしか作業した事がありません。簡易的な修正とかならいけると思いますが、そういう理由でタブレット端末は考えていません。
ちなみに私の環境はWindows10のデスクトップパソコンです。
かなり前に購入したワコムの液晶タブレットCintiq 13HD DTK-1301を使って描いています。
もう少し画面が大きくても良い気がするので、 Wacom Cintiq 16 FHD DTK1660K1Dなんかがレビューも良く、安いので今ならこちらを買ってたと思います。
出典:Amazon
CLIP STUDIO PAINT PRO
ペイントソフトはSAIから乗り換えました。多機能で使いやすいです。
状況によってAdobe Photoshopやillustratorのcs6を使用して作業しています。
あと、カスペルスキーインターネットセキュリティソフトも使用しています。
基本的にネットにつなげなければセキュリティは必須ではありませんが、ちょっと現実的ではありません。
仕事として扱う以上、信用問題として必要になります。
動画制作ほどではありませんが、それぞれが快適に動作することを考えるとそれなりのマシン性能が必要になってきます。
私はよく中古マシンを購入して節約することが多かったです。
上記にあげたパソコンと液晶タブレットはヤフオクで購入して10万円程かかりました。
ソフトは性質上全て企業から購入し、こちらも同じくらいかかります。
デジタルイラストの優位性
「いやいや、俺はアナログ派で頑張るよ」って人は確かに気持ちはわかるのですが、時代に合っていません。よっぽどな絵師さんか、画家さんでなければ趣味のの世界で終わってしまいます。(まぁ私です。)
デジタルの利点ってまず第一に、複製・修正が圧倒的にしやすいです。
間違った時、リテイクに応じる時、ソシャゲ全盛期からよく見かける差分の修正などです。
そしてデジタルであるが故に受注も打ち合わせも納品も全てweb上で完結してしまいます。
このあたりはアナログではとても太刀打ちできない領域です。
仕上がりが早く出来ますからクライアント側からも、クリエイター側からしても喜ばしい事ではあります。
一方で求められるスキルは高くはなってしまうのでしょうが・・・。
仕事で必要なものは画力よりも表現力
いくらデッサンで精密な絵を描いても、誰も評価してくれません。
なんなら写真を撮った方が100倍良いものが手に入りますからね。
イラストを仕事として考えると、いかに依頼された意図に沿ったものが描けるかが大事になってきます。
ソーシャルゲームでのキャライラストであれば、ユーザーが欲しくなるような魅力たっぷりで描き込みもMAXレベル必要ですが、児童書や広告チラシでそんな表現をしてもいい顔はされません。
手を抜くということではなく、最終的な制作物をイメージできるかです。
スマホゲームならスマホ上で、本やチラシなら紙面上でどうイラストが映えるかをイメージします。適所、絵のタッチを変えるなどといった表現力が必要になってきます。
クラウドソージングは秒速で入れ
WEB上で仕事の発注や受注を行えるクラウドワークスも今は常識です。
家で絵を描いていても誰も仕事をくれませんので、仕事をする経験を積むためにも絶対に入っておくことをお勧めします。
比較的有名どころを2~3つ入っておいて損はありません。
描いた絵を登録しているだけで、あとはサイトがアピールしてくれます。
ランサーズは、プログマーからライター募集等、多種多様な募集を行っているサイトです。この中にイラスト制作も含まれているので、登録しておきましょう。
SKIMAはイラスト制作が中心のサイトです。若干手数料が高いかなという印象がありますが、登録までの煩わしさなんかはランサーズよりも少ないです。
そうした観点で逆に仕事を発注する側から考えると、ランサーズの方が信頼性が高いと思われるかもしれません。
営業も大事なのでSNSは必須級
絵描き好きはどちらかというと内向的な性格なので、あまり自分からアピールするのが苦手です。
でも仕事というのは、待ってれば誰かが与えてくれるものではありません。
自分から扉を叩かない限り、誰も出迎えてくれないのです。
もちろん企業に就職するという選択肢もあります。
ただ、すでに何らかの他の仕事を始めてしまっている場合には自分を売り込む方法を考えましょう。あなたの作品をまとめたポートフォリオサイトを作るのも良いと思います。
それがそのまま企業への就職活動でアピールに使えます。
でもそれよりも現在の手法で遥かに効果が高いのはSNSです。
Twitter、FacebookやInstagramなど、活用できるものは全て活用すると良いと思います。
そこで披露するのが自信の作品になるので、日々書き溜めてアピールしていきましょう。
ある日突然、つながりから仕事の依頼も舞い込むかもしれません。
フリーランスはきついと聞くけれど
売れっ子でもなければフリーランスはきついというのはよく聞く話です。
なので、最初からフリーランスで悠々自適に在宅で仕事なんてことは考えずに企業への就職を目指しましょう。
絵に関係のない仕事でも安定した給与があればきちんと生活を送れます。
私はそこが認められずに、絵に関係のない仕事をすることへの劣等感で絵から遠ざかってしまいました。
でも、絵を描くのがどの程度好きかという度合いにもよるでしょうが、そこから実績を増やしていくのもアリだと思います。
まとめ
ポイント
- 今の時代デジタル制作環境は必須
- 仕事して捉えるなら画力より表現力が大事
- 営業が大事なので何でも使っていく
改めて思うのは、今やってる仕事がどうかよりも、今できるスキルがどうかよりも、絵を描き続けたいかどうかの気持ちの方が大事だと思いました。
自分で自分を過小評価して「出来ないって諦める」よりも、今の自分を認めてあげて「楽しい」って思う事に正直に生きていけば良いと思います。
どうかこれを読んだ「絵描き好き」のあなたが絵の仕事で生きていけたら嬉しく思います。
それでは今日も頑張りましょう。